寄生獣(完全版)(1) (アフタヌーンKCDX (1664)) 岩明 均 講談社 2003-01-21
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おすすめ度:☆☆☆☆☆
物凄い今更ですが、最も好きなマンガの一つなので一応載せておきます。
語る言葉もないですが、一番好きなのは八巻の田宮良子(田村玲子)が子供を「守って」死に、それを新一が受け取る場面。ここは泣きます。
寄生獣の構造は、母親の死で一度失われた人間としての新一が、長い経路を経て帰ってくる物語でもありますが、ここは新一が涙を流し、もう一度新一自身を獲得する場面です。
そこから後のラストバトルは、漫画的描写として面白いものの、全体が既にエピローグのようなものではないでしょうか。