プログラマが使うテキストエディタというと、秀丸かサクラエディタがポピュラーで、やや秀丸がシェアで優勢なのではないかと思う。個人的には秀丸は嫌い。名前が可愛くないから。
というわけで、テキストエディタでは長いことサクラエディタを愛用してきたのだけれど、問題も色々ある。
やっぱり内部コードがUnicodeではない、というのは痛いでしょう。Unicode版の開発も進んでいて、少し使った感じでは特に問題も感じないものの、なんとなく歴史が浅くて不安感がある。
仕事で使う分には良いのだけれど、自宅がVistaになってメイリオづくしにしてみると、サクラエディタの文字は何ともカワイソウな感じ。Unicode版でもメイリオを使えない、というは納得できない。
個人的にアラビア語を入力する機会が多くて、Unicode版サクラエディタなら一応できる。ただ、「右から左」モード等はない。これは大抵のテキストエディタではサポートされていなくて、意外にもnotepadには実装されている。すごく便利。
そんなこんなで、サクラエディタに代わるテキストエディタを探していて、EmEditorに落ち着いた。
これは開発者でもそうじゃない人でも、自然に使えるエディタではないかと思う。かなり高機能かつ高速で、ぜんぜん使いこなせていないのだけれど、知らないなりに普通に使える。高機能なテキストエディタを使い慣れてきた人なら、大抵の機能は直観的に探せる感じ。クセがないのよね。
見た目もとてもキレイ。フォントが自由自在なのはもちろん、ツールバーも落ち着いたデザインで、秀丸みたいなダサダサのアイコンでもない。
主な設定は最初から入っているので、サクラエディタみたいに設定で手間取ることもない。
シェアウェアなので無料ではないけれど、秀丸だってシェアウェアだし、使用頻度では一番かもしれないので、これくらい払ってもいいかな、と思う。
今のところ「ご自宅用」なので、あまりヘヴィな使い方は試していないけれど、巨大ファイルもサクサク開けるみたいだし、頼りになりそう。
とにかく見た目がキレイで軽いのが最高。プログラミングにも文書作成にも使える。
EmEditor Professional 2010 エムソフト 2009-12-25 |