光線治療器ヘルシーレイ(コウケントー)と骨折治療

 ひょんなことで足の親指を骨折してしまいました。
 骨折と言ってもヒビが入った程度なのですが、数カ所ヒビがあるようです。もう少しで三週間経とうとしていますが、姿勢によってはまだ痛いです。
 指の骨は細いので、骨折が治るのも早いようです。整形外科の医師が言うには「くっつくまで三週間、固くなるのに六週間」とのことで、三週間はスポーツ厳禁、その後は徐々に治って六週間で完璧、くらいのようです。
 プラスチックの器具で完全に固定してしまう方法もあるようなのですが、それだと靴がはけなくなってしまうので、わたしの場合テーピングで固定しているだけです。
 少しでも治りを良くしようと、久々に光線治療器ヘルシーレイを引っ張り出してきました。
 光線治療器のことは前にも何度か書いています。

光線治療器ヘルシーレイとコウケントー
コウケントーのカーボンと補助器を購入
コウケントーのカーボン5000番と3001番を購入

 可視光線温熱療法という民間療法?の治療器具で、マシンのカッコよさに惚れて衝動買いしてしまったものです。
 正直、コレで劇的に良くなる、というものでもないかと思いますが、暖かくて気持ち良いし、音や匂いが独特で癒されるのです。
 調べてみると、光線治療は骨折にはなかなか効くようです。まぁ、カルシウムを吸収するには日光にあたってビタミンDを生成する必要があるので、多少は相関があるかもしれません。また血の巡りを良くする、という効果はあるでしょう。それなら普通に暖めるだけでも良さそうですが・・・。
 ネット上で見た記事によると「劇的に骨折が治った!」ようなことが書いてありますが、それはもう一日三時間とか四時間とか徹底的に当てた場合のようで、わたしはそこまで熱意はありません。三十分ほど、テレビを見ながら寝転がって当てている程度です。
 ただし、骨折直後の腫れが酷い時期には適応ではないと思います。その時期はまず冷やして腫れを引かせることが第一で、光線を使うにしても三四日経ってある程度落ち着いてからでしょう。少なくともわたしはそのように使っています。
 久しぶりに使ってどんどんカーボンも減っていくので、新たに購入しました。

ヘルシーレイのカーボン

 わたしが使っている光線治療器は「ヘルシーレイ」というタイプですが、コウケントーのカーボンでそのまま使えます。そんな複雑な機械でもないので、中身は一緒なのではないかと思います。

 カーボンの種類は、

総合光線
 #3002(白)
  皮膚病、泌尿器疾患
赤外線
 #3001(赤)
  腫れて痛む疾患、眼病
紫外線
 #3000(青)
  皮膚病、心臓病、呼吸器
可視光線
 #5000(黒)
  健康全般、日常健康維持
 #4008(緑)
  ガン放射線熱傷

 とのことですが、まぁとりあえず総合光線と可視光線にしておけば大体ええやろ、的なテキトーな感じです。
 前にも紹介したこの本

4831287024家庭でできる可視光線温熱療法
鈴木 英雄
文理書院 1987-08

 によると、とにかく何でも足の裏に当てておくと良いような感じです。わたしの場合、そもそも怪我したのが足なので、やはり足に当てていますが、痛むのが足の甲側(指の上側)なので、そちらをメインにしています。
 ちなみに、光線治療関係の先生は他にもいらっしゃるのですが、鈴木先生は割と言っていることが現実的で、光線治療とはなんぞや、という興味をもたれたらとりあえず読んでみるにはオススメです。「ガンが治る!」「死人が生き返った!」みたいなのはやめておいた方が良いと思います。

 効果のほどはまだ分かりませんが、なんとなく効いてる気分にはなりますし、どのみち骨折など待っているしか治す方法がないので、気休め半分で続けています。
 とりあえずこのマシンは大変気持ちが良いので、買うにはちょっと高いですが、治療院などで扱いのあるとこもあるようなので、慢性疾患などでお悩みの方は一度そうしたところで試してみられることをオススメします。

B004HCN2AM[コウケントー]カーボン灯用カーボン[10本] 、日本製 – No.3001
コウケントー

B005K6KZ7C【コウケントー】 コウケントー1号器(SF-113) – カーボン5000番・3000番・3001番・3002番・4008番 各10本付属されています。 (詳細ページを表示する)
株式会社 コウケントー/黒田製作所