ウィルス性イボの治療について以前に書きましたが(扁平疣贅(ウィルス性イボ)に効いた治療、効かなかった方法)、その後わかってきたことを追記しておきます。
まず、一応完治した状態からしばらく経って上腕外側に複数再発しているのを発見、ただこれは一回液体窒素で焼いてその後はおさまっています。
それから予防法について、清潔を保つのはイボに限らず大切ですが、わたしの場合割と直接原因がはっきりしていて、武術の稽古で前腕同士が激しく接触する(押し合ったり摩擦が発生する)ことがきっかけになっています。内出血くらいは年中です。これで直接大きな怪我をしたり出血するほどのことはないのですが、おそらく目に見えないような細かい傷がたくさんできては治っているのです。その傷からウィルスが侵入している可能性があるので、練習後にマキロンで消毒するようにしています。
このマキロン法は先輩がやっていて「ウィスルなのに殺菌して意味があるのか?」と思ったのですが、ダメ元でやってみたところ、予防法としては効いている感じがします。あまり肌に良いものでもないと思うので、日常的に使いすぎるのは良くないでしょうが、傷ができていそうな時は先回りして処置しておくと安全でしょう(もちろんその前に石鹸、流水でよく洗う)。
ちなみに、このように強い力が加わったり摩擦されたるのは肌にとても良くないです。スキンケア的には常識ですから、顔をごしごし擦る人は(女性では)ほとんどいないでしょうが、腕でも避けられるものは避けた方が良いです。わたしは肌が荒れたということはありませんが、圧力が加わる部位だけムダ毛が生えます(笑)。ほぼ全身脱毛しているので生えてこないのですが、この前腕の当たるところだけは忘れた頃に細い毛がちょろちょろと復活するのです。カミソリで刺激が加わると毛が濃くなる、というのも本当だと思います。もうここは仕方ないので、気になる時に対処療法的に処理しています(笑)。
もう一つ気づいたことがあります。
左手首外側と前腕外側に小さいイボ状のものができていて、「ああ、またか」と思ったのですが、病院に行く都合がつかないまま二週間ほど経ったところ、自然に小さくなって凸凹がなくなっていたのです。
小さいイボは結構自然治癒します。液体窒素で焼くと一定期間は確実に跡になるので、焼くのが正しいか待つのが良いのか、なかなかの賭けなのです。
標準医療を否定するようなことは言いたくないですし、基本、前にも書いた通り液体窒素を第一選択とすべきですが、わたしがやっている民間療法、
ケラチナミンをたっぷり塗る
ビタミンD服用
摩擦を避ける
清潔を保つ(場合によりマキロン消毒、やりすぎ注意)
イボ地蔵(信念をもって強い気持ちでイボに立ち向かう)
をきっちりやっていると、場合により焼かないでも治ることがあるのは事実です。
イボが非常に小さいうちに発見できた場合は、ダメ元で頑張ってみても良いかもしれません。
ただしその状態でイボが大きくなる、数が増える、という場合はすぐに諦めて液体窒素で焼いてください。