ストリートビューの範囲が拡充されるのは自然ですが、逆に以前は範囲内だった箇所が入れなくなっているケースがあります。この場合、過去の画像をたどることもできません。
たまたま新しいドライバーがそこで諦めてしまったのか、何らかの事情で車が入れなくなったのか。行き止まりになる細い路地などは、どこまで頑張るか、撮影年によって多少の違いが見られます。
物理的に入れなくなった、というケースはあまりないように思いますが、おそらく何らかの形でクレームが入って侵入できなくなった、というケースがあるように思います。
公道の通行にクレームを入れられるのか、というのは問題ですが、画像を撮影し公開している訳ですから、法的理論武装をして挑めばGoogle様が折れるケースがないこともなのではないでしょうか。
廃墟物件としてよく知られるベルビュー富士ホテル(既に解体済み)などは、以前はストリートビューで直近まで接近することができました。これなどは地元のヤンキーがイタズラに入ったり等が問題になって、圧力が加えられたのかもしれません。そもそも先にあるゴルフ場は現役施設ですから、風評的なものを気にしての対応かもしれません。もしかすると、そもそもこの道は私道であり、以前はストリートビューカーが知らずに入っていたものが、入れなくなった、ということかもしれません。いずれにせよ、もう存在しない物件がこれ以上問題になることはないでしょうが。