”変更内容を確認 拡張機能「webページショット – Webpage Screenshot」は自動的に削除されました”というChromeの通知が何度も表示される、という事象が長らく続いていました。
この「webページショット – Webpage Screenshot」という拡張機能はスパイウェアだったらしく、かなり昔に一度いれてすぐ消した筈なのですが、何度もこの表示が現れるのです。
Chromeの方で危険な拡張機能を判定して自動で消去しているのですが、とっくの昔に消しているのに、「消しましたよ」という通知だけが何度も来る、という状態です。
「危ないもの見つけたから消しといたよ!ご主人様!褒めて褒めて!」みたいでウザいです。それはもう分かったから黙れ。
で、結論としては同期関係の不具合らしく、検索するとこのフォーラムのページがすぐ見つかります。
削除した拡張機能の確認が何度も表示される webページショット – Google プロダクト フォーラム
この中にある、
Chromeの設定→googleダッシュボードで同期データを全削除
同期の詳細設定を開いて再同期
googleアカウントを切断
ユーザーも全削除
再起動
Chromeの設定にアカウントを入れて同期
という方法が多分正解です。
多分、というのは、わたしはこの方法を正確に確認しながら実行するのではなく、何気なくChromeの「設定」(右上のボタン)を開き、一番上の「ログイン」の「Googleアカウントを切断…」をクリック、そこで「履歴、ブックマーク、設定、このデバイスに保存されているその他のChromeデータも消去する」にチェックを入れて「アカウントを切断」してしまったのです。
今考えても、なぜそんな不用意なことをしてしまったのかさっぱり分かりません。
すると当然ながら、同期が切断されるばかりでなく、ローカルに保存されていたブックマークなどもすべて消えました。
消えてしまったブックマークについては、その後Chromeを再起動しない状態なら、回復することは可能なようです。その辺は「Chrome ブックマーク 復元」とかで検索すれば沢山情報が出てきます。AppDataにあるブックマークファイルが自動でバックアップされているので、それをリネームして戻す、という方法です。
しかしこれは、Chromeをそのまま使ってどこかにブックマークしてしまったり、あるいはおそらく、何もブックマークしていなくても何か作業しているうちにすぐ上書きされてしまうようです。少なくともわたしは、この方法では回復できませんでした。
当然バックアップをとっているつもりでいたら、ChromeのAppDataは対象に入れていなくて、かなりパニクりました。
ありがたいことにGoogle Syncでクラウド上にはデータが残っています。
これをどうやってChromeに反映するのか、その方法が分かりませんでした。
再度アカウントを同期しても反映されず、Chromeを再インストールしても反映されません。
どこかに手動で反映させる方法はないのだろうか、とあれこれ探しているうちに、突然ふと回復しました。単に同期に時間がかかっていただけで、放っておけば一定時間後には同期が完了するようです。
いや、本当に寿命が縮みました。
皆さんはわたしのようなアホなことはせず、ローカルのバックアップもしっかりとって確認の上で、慎重に上記の手順を実行してみてください。