マイボーム腺機能不全の予防法を医者に聞く　あずきのチカラがイイ！

　少し前にマイボーム腺機能不全になった。
　マイボーム腺機能不全というのは、まぶたの縁のところにあるマイボーム腺という油分を分泌する腺で、わたしはここに白い1ミリないくらいの小さなイボのようなものができていた。
　この白いできものは、別に痛くも痒くもないし、大分以前になったときには「特に放っておいても問題ない」みたいなことを言われた記憶があっため、特になにもしないでいた。
　でも最近、この数が増えたような気がして、医者に行ってみると「マイボーム腺機能不全」とのことだった。
　簡単に注射器で潰して処置してもらえたけれど、放っておくとまたできてしまうことが多いらしい。
　マイボーム腺がうまく働かないと、ドライアイの原因にもなるとのこと。実際、これを潰してもらったら、ドライアイが結構良くなった。今まで全然気にしていなかったけれど、早く医者に行けば良かった。
　ここから分泌されているのは油分なので、冬は固まって詰まりやすくなるらしい。
　ちなみに、このマイボーム腺の治療を、自費のバカ高い料金でやっている医院があるらしいけれど、やってることは保険治療と一緒なので注意するように、と言われた。まぁ、自費のところは何かスペシャルなものがないとは言えないけれど、基本は保険治療で大丈夫なんじゃないかと思う。

　ただし、後から後からできるマイボーム腺梗塞を眼科で潰していても、うっかり化膿してしまっても困るし、できれば予防できた方がいい。
　マイボーム腺機能不全を予防するには、蒸しタオルなどで温めてやるのと、ベビーオイルを綿棒などに塗って軽くマッサージすると良い、と言われた。
　そう言われてもちょっと面倒くさいなぁ、と思っていたら、ドラッグストアで良い感じのものを見付て試してみた。

　ホッカイロ的な仕組みで目元があたたまるもの。プラス、アロマ的な効果がある（上のリンクは無香料だけれど、香り付きのもある）。
　これ、やってみたらめちゃくちゃ気持ちいい！　素晴らしい！　全然知らなかった。
　蒸気と書いてあるけれど、別段スチームみたいなものがブシューッと出てくるわけでもないので、メイクした状態でもやって大丈夫じゃないかと思う。説明書きには「メイクが流れることがある」と書いてあるので、影響はあるかと思うけれど。
　目の疲れも取れるし、マイボーム腺機能不全の予防にもなるし、美容効果的なものもあるかもしれない。
　パソコンに向かう仕事なら、お昼休みにでも使えば目の疲れがとれそうだ。
　マイボーム腺機能不全を予防することでドライアイ対策するだけでなく、直接的に血行を良くすることでドライアイを改善できると思う。

　そういえば、パナソニックから目元エステ的な美容家電が出ていたなぁ、と思って見てみると、こんなのがあった。

　そうそう、これこれ。
　これなら使い捨てじゃないし、それほどバカ高いわけでもないし、買ってもいいかな、と思った。
　で、これをAmazonで見ていたら、もっと手軽なものがあった。

　これはレンジでチンして何度も使えるものらしい。
　「めぐりズム 蒸気でホットアイマスク」は使い捨てなのに、この「あずきのチカラ」は繰り返し使えて経済的。しかも500円ちょっとだ。
　ダメ元で試してみたいので、速攻で注文してみた。
　早速使ってみると、これがまたイイ！　「めぐりズム 蒸気でホットアイマスク」よりもっとイイ。
　これの良いところは、適度な重さがあるところ。ただ、目そのもののところは小豆が薄くなっているので、眼球に無用な圧がかかることはない。適度に乗っかる感じで気持ちいい。
　レンジで30秒あたためて5分くらい使う、とあったけれど、10分くらいは十分暖かい。
　暖めすぎると「キケン」という文字が浮かび上がるようになっているので、少し冷ましてから使うこともできる。
　リバーシブルで250回使えるとあるので、大分経済的だ。
　まぶたの縁に白いできものができて、マイボーム腺機能不全と言われたら、一度潰してもらって治ってから、この「あずきのチカラ」で予防するとバッチリじゃないかと思う。
　ただし、温感の持続時間では「めぐりズム 蒸気でホットアイマスク」の方が上だ。「あずきのチカラ」はそれ自体で発熱する機能はないためだ。またアロマ的な効果も欲しいなら、めぐりズムがイイ。その辺はコスパと天秤にかけて選んだらいいんじゃないかな。

　もちろん、お風呂にゆっくりつかって、お風呂の中で蒸しタオルを眼に乗せているのも良いと思う。