Categories: 靴・服

UV手袋の効果、色による違い、洗濯の影響

 UV手袋を買いました。以前から使っているものの洗い替えようで、前は白だけだったのですが、今回は白と黒を買ってみました。
 このUV手袋はサイズが微妙で、このサイズのものが他にあまりないので重宝しています。普通の手だけの手袋、肘くらいまでの手袋はよくあるのですが、これは前腕の半分強くらいまでカバーしてくれるUV手袋で、八分丈の服などの時に便利です。メッシュで涼しいですし、オススメです。

 このUV手袋、色々なものが出ていますが、実際の効果はどうなのでしょう。色や生地による違いはあるのでしょうか。
 探してみると、実際に調査した資料がpdfでありました。

平成24年度 共同商品テスト「夏用手袋の紫外線遮蔽効果について」 結果報告書

 おおよその結果だけ引用すると、

遮蔽効果がもっとも高かったものは 99.96%(№3)で、もっとも低かったものは 84.31%(№10)でした。

 とのことで、低いものでもそれなりの紫外線遮蔽効果があることが分かります。
 色や生地による違いについては、

紫外線遮蔽効果は、製品の色や繊維の密度に影響されるようです。白系やベージュ、グレーなどの淡色系のものより、黒いものの方が遮蔽効果は高いようです。 レース編みや生地が薄く透けやすいものより、繊維の目が詰まった密度の高いものの方が、遮蔽効果がありました。伸縮性に優れたニット地は、装着すると目が広がって遮蔽効果が減少するものがあります。店舗に見本が置いてある場合は、装着した状態を確認した上で購入するとよいでしょう。 紫外線遮蔽率を数値で表示していた商品は、いずれも数値を満たしていました。「紫外線対策」など、一見するとUVカット加工を施しているかのような表示をしているものがありますが、具体的な表示をしているものより効果は劣っていました。購入する際は表示をよく確認した方がよいでしょう。

 とのこと。白よりは黒生地も厚めの方がよりUVカット効果があるようです。ただ、白でも遮蔽力としては十分なものがあります。
 また、洗濯後の効果の違いについても調査しているのですが、洗濯すると目が詰まって、紫外線遮蔽効果はより高くなったそうです。
 これらはあくまでサンプルに使った手袋のデータですが、一般的にもある程度言えるのではないでしょうか。
 「具体的表示のある方が効果が高かった」とのことですが、上でオススメした手袋は、色ごとに具体的な遮蔽率が表記されていて、信頼できる感じです。
 とりあえず、わたし自身は、色々な手袋をつかってみてコレに落ち着いています。
 このシリーズでは色や長さ、指先のタイプで色々なものが出ています。

UVカットグローブ レディースアームカバー メッシュタイプ 33cm UV-1022 (オフホワイト)
UVカットグローブ


よしこ画伯

Share
Published by
よしこ画伯

Recent Posts

バンクーバー

 バンクーバーの駅に降り立つと…

3年 ago

積極的相殺などについて

相手の押し込む動作、あるいは打…

6年 ago

地位を奪う

最近割と調子が良いので忘れない…

6年 ago