健康に良さそうだけど実は太るもの、について書いてみます。
といっても、単なる個人的な経験則によるものなので、体質によって太る人もいれば大丈夫な人もいると思います。
また、そもそも太る=不健康という訳ではないですし、ここで言う「太る」は単に多重増加ということで、例えば筋肉が増えて体重が増えたようなケースも含みます。これらの食品が「悪い」という意味ではないので、ご注意下さい。
1 シソ油、亜麻仁油
シソ油、亜麻仁油はオメガ3系脂肪酸のαリノレン酸を多く含む油として、健康に良いものとしてよく紹介されています。
αリノレン酸は多価不飽和脂肪酸の一つで、現代人が摂り過ぎな傾向のある飽和脂肪酸とは異なる性質を持ち、血中の中性脂肪を下げる作用、血栓ができるのを防止する作用、高血圧を予防する作用があるといわれています。
それは結構なのですが、シソ油、亜麻仁油も油は油。当たり前ですが、取りすぎれば太ります。
シソ油、亜麻仁油は加熱に弱く、ドレッシングなどに使うと良いのですが、わたしはマーガリンやバターの代わりにパンに塗ったりして使っていることがあります。結構美味しいです。
でもやっぱり、摂り過ぎはダメ。ちゃんと太るのでご注意下さい。
繰り返しますが、だからシソ油、亜麻仁油がダメという意味では全然ありません。お薦めはします。量をコントロールして、他の油の代替としてのみ使うと良いと思います。
個人的には亜麻仁油の方がシソ油より風味が好きです。
紅花食品 亜麻仁一番搾り 170g 紅花食品 |
2 粉プロテイン
フィットネストレーニングなどでも、筋肉をつける目的で粉プロテインの摂取が薦められることがあります。
プロテインを採っている方が当然筋肉は付きやすいのですが、別に脂肪が魔法の力で筋肉になるわけではなく、単に筋肉がつくのですから、体重自体は増加します。脂肪が燃えるのはまた別のプロセスによるものです。
ですから、この体重増加はいわゆる「太った」とは違うのですが、女性の場合、あまり筋肉がつきすぎて「体重増加」するのがイヤな人もいるでしょう。
また、プロテインの中にはウェイトアップを狙って炭水化物が多く含まれているものもあり、こうしたものは沢山摂取すれば当然太ります。
わたし自身はエクササイズDVD比較で書いている通りトレーニングマニアで、かなり体を動かしていますが、粉プロテインは使っていません。もう十分筋肉はあるので・・。
ただ、BCAAのタブレットは時々使っています。カロリー的には控えめなので、お薦めです。
ウイダー アミノタブレットビッグボトル 500g 森永製菓 |
3 鳥ササミ
鳥ササミはほぼタンパク質だけで、ほとんど脂質が含まれないので、ダイエッターの味方です。本格的にトレーニングしている人も好んで食べていると思います。
ただこれも、筋肉増加=体重増加という意味では、体重が増える面はあります。もちろん、悪いわけではありませんが。
わたし自身の経験では、なんだかんだで肉を食べていると体重は増えます。正確に言って脂肪なのか筋肉なのかは分かりませんが、体重的には肉を食べている時の方が増える傾向があるように感じます。
まぁ、そんなことを言っていると食べられるものがなくなってしまうので、何事も程々にするのが良いのでしょうね。