Nexus7を買ったものの、超マニアックなアプリとKindle以外ほとんど使っていません。寝転がってネットを見るのも便利ですが。
このKindleアプリ、洋書を読むには非常に便利で重宝しているのですが、日本語書籍に関しては点数が少なすぎて話になりません。
マンガもKindleで読みたいのですが、まだまだ出ているものが少ないし、紙の本より発売が遅かったりします。しかも紙の本に比べてそれほど安くもないので、巻数の多いマンガはなかなか踏ん切りが付きません。
そんな訳で、わたしがKindleで買ったマンガはまだ二つだけ。
一つは『惡の華』。
これはアニメにもなって非常に話題なので、特に説明することはないでしょう。この『惡の華』も、現時点では最新刊の8巻がKindle化されていません。
四巻くらいから急に絵が上手くなって良い感じです。高校編も楽しみです。
もう一つは『亜人』。
『亜人』はネット上でちらほらと名前を見かけたのと、まだ二巻しか出ていないので買っても安いことから、購入してみました。表紙がカッコイイです。
期待はしたいものの、ちょっと中2臭くて不安要素もあり、これから化けるか、ただの痛いマンガで終わるか、微妙なライン上にあるところです。
「亜人」とは、外見上通常の人間と変わらないものの、「死なない」生き物。ですから、実際に死ぬような目にあわない限り、本人すら気づかない、というものです。全世界でも数十人しか見つかっておらず、研究対象とされるため、亜人であることが分かった主人公の少年も、追手から逃げ続けます。それを助ける主人公の友人、権力と敵対している亜人たち、「黒い幽霊」という亜人の不思議な能力、などがポイントなのですが、どうもそれぞれのポイントが思いつきで出されている感じがして、うまく回収されるのか不安なところもあります。
ただ「黒い幽霊」というスタンドのような能力のヴィジュアルがとてもカッコイイです。これも目に見えない筈なのに、見えているような描写があったりして、どうも設定が微妙なのですが。
「帽子の男」と呼ばれている敵対的な亜人もなかなかカッコイイですが、彼が「死んで」再生するのに自らを銃で撃ったり腕を切り落としている辺り、おそらく何度も死んだ亜人は痛みに強くなる、という設定があるだろうと思うのですが、その辺もまだ説明されていません。
まだまだどうなるか分からないマンガですが、今のところは面白いですし、二巻しか出ていませんから、今のうちにチェックしておくと良いかもしれません。